audsal(Ver.1.1.2009.0811) readme 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　作成 2009/06/14 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　改定 2009/08/11 　　　　　　　−　目次　− １．はじめに ２．動作環境 ３．インストール方法 ４．アンインストール方法 ５．操作方法 　５．１　起動 　５．２　データ取出し 　５．３　エクスポートファイルのインポート 　５．４　終了 ６．履歴 ７．利用及び転載について ８．ご意見、ご要望について 商標について ・Microsoftは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登 　録商標または商標です。 ・Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録 　商標または商標です。 ・Windows Mobileは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国にお 　ける登録商標または商標です。 ・ActiveSyncは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における 　登録商標または商標です。 ・ARMは、EUおよび他国におけるARM Limitedの登録商標です。 ・Marvellは、Marvell International Ltd.の登録商標です。 １．はじめに 　audsalは何らかの理由によりActionDiaryの起動や操作ができなくなった場合(ActionDiary Ver.3.0.2006.0515使用時における「処理が失敗しました。(SearchForSQL:xxxxxxxx)」エラーなど)、それまでに作成したユーザデータ(拡張子がsdfのファイル)からデータを取出し、救済を試みるツールです。 　ただし、取出しには以下のような制限がありますのでご了承ください。 （１）対象データは以下のバージョンのActionDiaryにて作成したデータのみ。 　　なお、ActionDiaryのバージョンにより適用するツールが異なります。 　　　・3.0.2006.0515 　　　・3.1.2008.1207 （２）必ずデータを救済できるとは限りません。 （３）全データを救済できるとは限りません。 （４）救済できたアクションであっても、全項目の値が元のとおりとは限りません。 （５）救済できたアクションであっても、アクションIDが元のデータと異なっていることがあります。 （６）救済できたとしても一部のアクションが重複していることがあります。 （７）救済されるデータはエクスポートファイル形式(バージョン2)となります。 ２．動作環境 　対応している対象環境は以下のとおりです。対象となるデータを作成したActionDiaryにより実行ファイルが異なりますので注意してください。 　また、audsalを実行するためにはActionDiary Ver.3.0.2006.0515がインストールされている必要があります。 ＜ActionDiary Ver.3.0.2006.0515対応版＞ 　---------------------------------------------------------- 　 対象OS 対象CPU 動作確認状況 　========================================================== 　 Windows Mobile 2003 ARM系CPU(*1) エミュレータのみ。 　 software for Pocket PCs 　 Standard Edition 　 (以後、PPC 2003)(*2) 　---------------------------------------------------------- 　 Windows Mobile 2003 ARM系CPU(*1) エミュレータのみ。 　 Second Edition software 　 for Pocket PC 　 (以後、PPC 2003SE) 　 (*3) 　---------------------------------------------------------- 　 Windows Mobile 5.0 ARM系CPU(*1) エミュレータのみ。 　 software for Pocket PCs 　 (以後、WM5)(*3) 　---------------------------------------------------------- 　 Windows Mobile 6 ARM系CPU(*1) エミュレータのみ。 　 / 6.1 　 Professional 　 / Classic 　 (以後、WM6)(*3) 　---------------------------------------------------------- 　※1 　以下のCPUなどを指します。 　　　　・StrongARM 11xx 　　　　・Marvell PXA25x / PXA263など 　　　　・S3C2410 　※2 　QVGA表示のみ。 　※3 　QVGA/VGA/ワイドVGA表示のみ。画面の縦横切替対応。 ＜ActionDiary Ver.3.1.2008.1207対応版＞ 　---------------------------------------------------------- 　 対象OS 対象CPU 動作確認状況 　========================================================== 　 Windows Mobile 2003 ARM系CPU(*1) エミュレータのみ。 　 software for Pocket PCs 　 Standard Edition 　 (以後、PPC 2003)(*2) 　---------------------------------------------------------- 　 Windows Mobile 2003 ARM系CPU(*1) エミュレータのみ。 　 Second Edition software 　 for Pocket PC 　 (以後、PPC 2003SE) 　 (*3) 　---------------------------------------------------------- 　 Windows Mobile 5.0 ARM系CPU(*1) エミュレータのみ。 　 software for Pocket PCs 　 (以後、WM5)(*3) 　---------------------------------------------------------- 　 Windows Mobile 6 ARM系CPU(*1) Advanced/ W-ZERO3[es]、 　 / 6.1 WILLCOM 03 　 Professional のみ。 　 / Classic 　 (以後、WM6)(*3) 　---------------------------------------------------------- 　※1 　以下のCPUなどを指します。 　　　　・StrongARM 11xx 　　　　・Marvell PXA25x / PXA263など 　　　　・S3C2410 　※2 　QVGA表示のみ。 　※3 　QVGA/VGA/ワイドVGA表示のみ。画面の縦横切替対応。 ３．インストール方法 　インストーラは特にありません。ダウンロードした実行ファイルをデバイスへコピーしてください。実行ファイルの名称は対象のActionDiaryのバージョンにより以下のようになります。以後、まとめて指す場合の実行ファイル名を「audsalXX.exe」とします。 　---------------------------------- 　対象のActionDiary　実行ファイル名 　のバージョン 　================================== 　3.0.2006.0515　　　audsal30.exe 　3.1.2008.1207　　　audsal31.exe 　---------------------------------- ４．アンインストール方法 　３．でコピーした実行ファイルを削除します。また、データ取出しを実行したことがある場合は同じフォルダに名称が「$$TmpAUD.sdf」のファイルがあることがあります。この場合、このファイルも削除します。 ５．操作方法 ５．１　起動 　エクスプローラからaudsalXX.exeをタップします。なお、audsalを実行するためには、対象となるデータを作成したActionDiaryがインストールされている必要があります。 　起動すると以下のように画面に表示されます。 　+--+------------------------------------+ 　|田| audsal [X]| 　+--+------------------------------------+ 　|データファイル名： | 　|[ ][...]| 　| | 　|エクスポートファイル名： | 　|[ ][...]| 　| | 　| [ データ取出し ] | 　| | 　| | 　+---------------------------------------+ 　| データ取出し A メニュー | 　+---------------------------------------+ ５．２　データ取出し 　ユーザデータからのデータの取出しは以下の手順で行います。 （１）「データファイル名」にユーザデータ(拡張子がsdfのファイル、デフォルトではuser.sdf)のファイル名をフルパスで入力する。直接入力するか、「...」をタップしてファイル選択ダイアログから入力する。 （２）「エクスポートファイル名」に作成するエクスポートファイル名をフルパスで入力する。直接入力するか、「...」をタップしてファイル選択ダイアログから入力する。 （３）「データ取出し」ボタンまたは、左下の「データ取出し」メニューをタップする。 （４）以下の確認事項が表示されるので、実行する場合は「はい」をタップする。「いいえ」をタップすると処理を中断します。 　+---------------------------------------+ 　|実行前確認事項 | 　+---------------------------------------+ 　| (？) ★下記をよく読んでから実行して | 　| ください。 | 　| ●データ取出しは実行ファイルと | 　| 同じフォルダにデータファイルをコ| 　| ピーしてから実行します。充分な | 　| メモリの空き領域を確保してから | 　| 実行してください。 | 　| ●データ取出しを実行すると異 | 　| 常終了することがありますがエク | 　| スポートファイルには、その時点ま| 　| での内容が出力されています。 | 　| | 　| よろしければ「はい」をタップして| 　| ください。 | 　| | 　| [ はい ] [ いいえ ] | 　+---------------------------------------+ 　　上記確認事項にあるとおり、「データ取出し」を実行すると、ユーザデータファイルを実行ファイル(audsalXX.exe)のあるフォルダへコピーします(ファイル名は「$$TmpAUD.sdf」)。このため、「データ取出し」の実行前にデータファイルのサイズ以上のメモリを空けておく必要があります。 　　エクスポートファイルも同じメモリに作成する場合は、その分のメモリも空けておく必要があります。エクスポートファイルは、データにもよりますが、ユーザデータファイルの約半分くらいのサイズになると思われます。 （５）データ取出しの処理中は砂時計表示となります。通常は約数分で処理が完了するか、異常終了します。異常終了すると「お詫び」の画面になるか、砂時計は回ったままですが（４）の確認事項のダイアログが消え、起動時の画面に戻ります。 　　異常終了時、「audsalXX.exe」を終了させます。「お詫び」の画面になった場合は「送信しない」をタップした後に終了させます。終了方法は５．４を参照ください。 （６）処理が完了すると以下のメッセージが表示され、（２）で指定したエクスポートファイルが作成されます。 　+---------------------------------------+ 　|データ取出し完了 [ok]| 　+---------------------------------------+ 　| (！) データ取出しが完了しました。 | 　+---------------------------------------+ 　　エクスポートファイルはバージョン2の形式で作成されます。（５）にて異常終了した場合もエクスポートファイルは作成されます。 　　取出したアクションのデータにてアクションIDが取出せなかった場合には、新たに発行したアクションIDとなります。 　　また、データとしては存在したが、不完全なデータが存在した場合、エクスポートファイルと同じフォルダに「ErrAUD.csv」ファイルへ出力します。エクスポートファイルと同じフォーマットですが、値が存在しない項目は「(no data)」となります。 ５．３　エクスポートファイルのインポート 　５．２で作成したエクスポートファイルはタブで項目の値を区切った形式となっています。詳細はActionDiaryのReadme.txtの７．１．２の「バージョン2フォーマット」を参照ください。 　エクスポートしたファイルはActionDiaryにインポートするか、テキストエディタで直接加工することができます。ActionDiaryへインポートする場合は以下のように設定してインポートします。 　データフォーマット：バージョン2 　読込方法　　　　　：置換 　インポート方法の詳細に関してはActionDiaryのReadme.txtの６．９を参照ください。 ５．４　終了 　右下のメニューから終了を選択します。 ６．履歴 2009/08/11 Ver.1.1.2009.0811 【新規サポート】 ・ActionDiary Ver. 3.1.2008.1207版をサポート。 【改善】 ・データ取出し完了時にメッセージを表示するように変更。 ・名称をudsalからaudsalに変更。 【不具合修正】 ・デバッグコードが含まれていたため削除。 2009/06/14 Ver.1.0.2009.0614 (限定公開) ・新規作成。 ７．利用及び転載について 　本プログラムはフリーソフトですが、著作権は作者(LIUNQA)が保有します。 　本プログラムを利用した結果につきましては、作者は一切の責務を負えませんのでご了承下さい。また、不具合等に関しては、なるべく対応するつもりですが、その義務を負うものではありません。 　また、内容の改変等が無い限り本テキストを添付しての転載は自由です。ただし雑誌、書籍等の付録ディスク等への収録については必ず事前にメール等で確認をとって下さい。 ８．ご意見、ご要望について 　本プログラムに関するご意見、ご要望がありましたらお手数ですがliunqa@hotmail.comにまでメールをお願いします。ご希望に応えられるかはわかりませんが努力したいと思います。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　−以上−