| Last update:2004/09/26 |
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ここには、思ったことや近況を書いていけたらと思う。
以前Action Diaryのsigmarion III対応を検討したことがある。Action DiaryはeVBで開発しているため、eVBのランタイムをインストールする必要がある。そこで、Pocket PC 2003およびHPC 2000のランタイムでインストールできないか試してみたのだが、かなり難しそうである。Pocket PC 2003のRuntimeをインストールしようとするとプラットフォームが異なるためエラーになり、HPC 2000のランタイムにてインストールしようとすると重複するファイルがあり、当然ながらsigmarion IIIのファイルの方が新しい。よって、動作確認の前にインストールができず対応できていない。 そうこうしている間にsigmarion IIIが店頭から消えてしまい、さらにPocket PC 2003 SE搭載の機種も発表された。C++で作り直すしかなさそうなのだが道のりは険しそうだ。
Action DiaryのHPC版はPPC版にユーザーインタフェース(UI)を合わせている。このため、操作のほとんどはシングルタップであり、ダブルタップは標準のコントロール以外では使用していない。これにはいくつか理由がある。Action DiaryがもともとはPPC向けに作成していたとか、PPC版とHPC版でなるべくソースを統一したいとか。しかし、一番大きな理由は携帯端末にはダブルタップは向かないだろうと思っているからである。 もともとWindows CEはデスクトップにあわせたUIのため、ダブルタップありのUIになっている。デスクトップならば、マウスのように固定された台の上で操作するため、ダブルクリック(タップ)でよいのかもしれないが、手に持った不安定な状態でしようするHPCではダブルタップは難しいと思う。たとえ、本体は台の上で使用していたとしても画面は固定されているわけではない。 だが、詳しく調べたわけではないが、他のソフトウェアにてHPC版にてシングルタップ主体にしたり、タップ＆ホールドをサポートしているソフトウェアは見かけない。これはもちろん、システム全体として見たときにはUIの統一がとれなくなるためであると思う。 逆に、PPC版にてタップ＆ホールドはサポートしているのだが、ダブルタップによる操作もしなければいけないソフトウェアを見ると違和感がある。 システム全体としてダブルタップのUI環境にシングルタップするのはあまり抵抗を感じないが、その逆は大きな違和感を感じる。これはもともとダブルタップのUI環境でもシングルタップの操作は含まれているからだと思う。 個人的にはHPC版においてもシングルタップ＋タップ＆ホールドのUIが増えたらと思う。しかし、HPC版のエンハンス凍結されている今、いまさらHPC版のソフトウェアを開発する人は少ないだろうし、HPCの特徴のひとつであるキーボードもPPCでサポートしている機種がてでてきている現状、これは、むずかしいだろうなと思う。 では、Tablet PCやVAIO Type UのようなマシンのUIは今後どのようになっていくのだろう。
トップページのデザインを変更した。2002/12/15の思記には気に入らないので元に戻すかもしれないと書いておきながら結局1年以上もそのままだった。以前のページはごちゃごちゃしているところがいやで、もっとシンプルにしたかった。このため、今回のページは見た目はシンプルになった(なってない？)と思う。しかし、その代わりに機能性が犠牲になっている。以前のページならば一目で得られた情報がいくらか操作しないと得られない。 しばらくはこのデザインでいこうかと思う。
少し前になるがiPAQ Pocket PC h1937を購入した。これは、PPC 2003をサポートするために動作確認用として購入したのであるが、手にしてみた時、その薄さ、軽さにびっくりした。しかも全体的に小さいため持ちやすい。E-2000と比較してみると自然に持てる大きさだ。E-2000はほんの少し横幅が大きくて少し持ちにくかった。 つい先日、iPAQ Pocket PC h2210を触る機会があったのだが、こちらはh1937と比較すると厚く、ちょっとと思ったが対応機能が違うし、正面から見た大きさはやはり小さい。 サポートとしてはAction Diaryはsigmarion IIIもサポートしたいのだが４，５万円する現状では難しいかなというのが正直なところ。Action DiaryはeVBで作成しているため、OSがWindows CE.NET 4.1のsigmarion IIIをサポートするのは難しいのかもしれない。 だが、PPC 2003向けのeVBのruntimeの中には、なぜかHPCにしか使用しないと思われるCommandBarが含まれている。これを見ると対応できそうな気はするのだが。 話はまったく変わるがMicrosoftは最近、「.NET」という言葉をあまり使用しなくなってきた。となるとWindows CE.NETも次のバージョンでは、また、Windows CEに戻るか、まったく別の名称になるのかもしれない。
前回の更新から、かなり間が空いてしまいましたが Action Diary の Ver. 2.0 を公開しました。今回よりデータ格納方法をCSV(タブ区切りですが)ファイルからデータベースファイル(*.cdb)に変更しました。おかげで調査に時間はかかったり、内部部的にかなり変更したりでだいぶ時間がかかってしまいました。でも、おかげである程度実用的になってきたかなと思います。以前は1000件もデータがあると起動、終了にそれぞれ分単位の時間がかかっていたため記録を残そうという気にはなれなかったです。これからも少しずつ改善していきたいと思います。 今回の開発中に思ったのは、だいぶ eVB の限界に近づいてきたのかなということです。ただ、Visual Studio も2003が発表され、このバージョンより .NET Compact Framework が利用できるようになるようです。そうなると C# で開発できるようになるため開発環境がかなり改善されるのではと期待しています。ただ、Handheld PC 2000はサポートされていないようなので残念です。また、Windows CE .NET 4.xはどうなんだろうかと思う今日この頃です。
トップページのデザインを変更。前のページにそれほど不満があったわけではないが、基本形ができてから1年以上経ったので変更してみた。ただ、新しいページはあまり気に入っていないので元に戻すかもしれない。
Action Diaryに対して自分が想像していた以上の反応があり、やや驚いている。個人的な使用しか考えていなかったため、問い合わせや要望などがあるとは思ってもいなかった。 HPC 2000版への移植に関しては当初eVBで作成していることから、それほど違いはないだろうと思っていた。実際、Calculation 10に関してはほぼ同じソースになっている。しかし、Action Diaryではメニューを使用していること、画面レイアウトをHPC向けに変更したこと、右上の閉じるボタン(「(OK)」と「X」)の違いなどからやや時間がかかったが、だいたい2週間でできた。合わせていくつか不具合や改善を行った。 eVCで作成した場合だったらもっと苦労したと思う。eVBレジストリ修正ツールはあれだけのプログラムだが動作環境に応じて微妙にソースが異なる。本格的なプログラムを作成している方は大変だと思う。 しかし、起動と終了の性能の悪さは致命的だ。すべてオンメモリで処理しているのことが原因であることはわかってはいるのだが。おかげで検索は早い。
本日、Calculation 10のExcel VBA版を公開した。これはCalculation 10をExcel VBAに移植した版だ。なぜ、Excel VBA版なのか。VBだから移植しやすいというはあるが、それならVBに移植すればよいのに、なぜExcel VBAなのか。特に深い意味はなく、単にわたしが普段Excel VBAを利用することが多いからだけからである。 だが、なぜ移植したかというとWindows CEデバイスを持っていない人にも使ってみてほしいというのもあるが、一番の理由はeVBとVBAでどれくらい差があるかを知りたかったからだ。ひとつのプログラムの移植だけでは一例にしかならないだろうが、参考にはなったと思う。 実際、Calculation 10のような簡単なプログラムでも結構違いがあり考え込んでしまったところもある。内容に関してはいずれまとめられたら公開していきたいと思う。
現在、Pocket PC 2002版の開発はエミュレータでやっているのだがやはりやりにくい時がある。できれば実機があるといいのだがテストだけのために買うのには躊躇してしまう。Museaは安くなりそうなので気にはなっているのだが、おそらくPHSはドコモしか使えないと思われるので今一つ。jornada525のように機能をある程度割り切って安いのがあるといいのだが。
先日、思い切って512MBのCFを買った。買うとき同じ512MBならSDカードもあり、どちらにしようかと迷ったが値段がカードだけでも1万円以上も高い上に、jornadaで使うためには変換カードが必要となる。最近はCF Type1のサイズに変換できるカードもあるが、先の値段差に加えさらに5000円以上も追加となる。さらに、そこまでしてもSDカードであるメリットというのが今一つ見えない。特に現時点ではSDカードインターフェースのものを使用していない。以前、SDカードに対応したシリコンオーディオプレーヤーを使っていたがいろいろあって今では全く使っていない。このため64MBのSDカードも浮いてしまっている。 もし、今後SDカードが普及したとしてもそのときにはさらに大容量のカードになっているだろうからそのときに買い換えればいいかな思い、CFを購入した。Genioでも持っていればまた話は変わったのかもしれないが。 しかし、512MBはさすがに余裕がある。普段は音楽を入れて聞いているのだが、今のサイズだとやや苦しい。だが、512MBあると便利だ。しかし、いずれこれでも足りなくなるのだろうな。
2002/07/22、「Action Diary」を一般公開した。このプログラムはもっと短期間(1ヶ月ほど)で開発する予定だった。短期間で開発するために止めようと思っていたeVBで開発した。だが、結果として、ゴールデンウィークから始めて、7月末までかかってしまった。しかも、まだいろいろと納得がいかないところ(特に終了時にpvbload.exeがエラーとなる点など)がある状態だ。しかし、これ以上遅らせると盆休みに入ってしまうので、プレビュー版として一般公開することとした。 これから、徐々に修正していきたいと思う。
「eVBレジストリ修正ツール」がらみでひさしさん(MOBILE TRAIN)と相互リンクを張った。いまのところメインで公開している「Calculation 10」でないところが少し寂しいが。 eVBのレジストリの問題に関してはeVBで開発している人ならば必ず突き当たる問題のはずなのだがあまり問題となっているところを見たことがない。他の方はどうしているのだろうか。中には英語版のSDKで作成して回避しているしる人もいた。たしかにこれならば回避できるのだが今ひとつ不安が残る。内部はUNICODEなので問題ないとは思うのだが。実際、Pocket PC 2002用のSDKでは英語版と日本語版の違いはないようだ。
昨日(3/9)、要望があったこともあり l'agenda を見に行った。少し触ってみるとWindowsに慣れすぎているせいか直感的に操作できなかった。動作確認用としてほしいのだが、いまになって購入するのもと思い購入はしなかった。値札を見ると\29,000で売られている。たしかにこの値段ならば衝動買いをしてしまう値段なのかもしれない。Pocket PCの時はエミュレータがなかったのと、jornada525 ならば比較的安かった(それでも\35,000くらいはしたのだが)ので動作確認用として購入してしまったが、さらにl'agendaもとなるといまひとつ踏み切れない。どうしたものか。しばらく悩みの種になりそうだ。 |
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